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ひとにやさしく、リサイクルしやすい金属って!?

金属といえば、硬くて冷たいイメージがありますが
そんな中でも色味や柔軟性など、何となく温かみを感じる金属があります。銅です。
今回はそんな銅の話をしたいと思います。

銅は人が初めて使った金属と言われ、その出会いは紀元前7000〜8000年頃。
人と銅の間には、とてつもなく長い歴史が存在します。
銅でできたものといえば、すぐ思い浮かぶのが10円硬貨。
余談ですが鎌倉や奈良の大仏、アメリカの自由の女神像も銅でできているのだそうです。

銅にはいろいろな特性がありますが、その一つが電気を通しやすいことです。
例えばスマホ、パソコン、デジカメ、テレビ、冷蔵庫、エアコンなど、
これらの電化製品に、欠かせない資材として使われています。
そのほか熱を伝えやすい、加工しやすい、腐食しづらい、
抗菌作用が特性として挙げられます。

また銅は、人間の体の中にもあることを知っていますか。
体内にある銅は80mgほどで、血液を作ったり、骨や血液を正常に保ったり、
脳の働きを助けたり、大事な栄養素として日々働いてくれています。
元気に生きるためにも銅は欠かせないものなんです。
ちなみに銅を多く含む食品には、レバーや牡蠣、イカなどがありますが
普通の食生活を送っていれば、滅多に不足することはないそうです。

このように、銅は私たちにとても身近な金属です。
そしてリサイクルが積極的に行われている金属でもあります。
比較的簡易な工程でリサイクルできるため、CO2の排出量が少なく
環境にやさしい金属としても評価されています。

近年、注目されているEV(電気自動車)でも、
ハーネスやモーターを筆頭にガソリン車以上の銅が使われており、
今後の需要は拡大すると言われています。

銅は非鉄金属を代表する金属の一つ。
川島グループでも非鉄金属のリサイクルに取り組んでいます。

参考:一般社団法人 日本銅センターHP

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